2010.07.02
ドクガ
今週、ムスメのおたふく風邪がやっと治り、会社復帰したひーです。
溜まっていた仕事を脇目も振らずに(?)していたのですが、どうも聞き流すことができない話題が出ました。
それは『ドクガ』です。『毒牙』ではありません。『毒』のある『蛾』です。
ある北区の土地の現地調査に行ったところ、ご近所の方から、「ここは以前、ドクガが発生し、役所の人が駆除しに来てた。」とありがたい忠告をしていただきました。
ドクガ・・・。そりゃ、いるよな・・・自然豊かな都市札幌だもの・・・。『ガ』はどれも毒を持ってるんだよね?触っちゃいけないムシだよね?そんなの、役所の人がわざわざ来るってどういうこと?異常発生したの?早速担当りかさんが、所有者と市役所に問い合わせしました。
その結果、ドクガとは毒針毛が生えていて、その毛に触れると、かゆみ、炎症を起こす『ガ』のことで、駆除したのは、何年も前のこと。所有者の方が毎年草刈をしているため、それからは発生してないこと、札幌市の北西部ではドクガの発生は、めずらしいことではないということがわかりました。
ちなみに、『ガ』がすべて毒を持っているわけでもないんですね。
札幌市の害虫に関する手引書によると、この時期(6月・7月)はドクガの幼虫・・・毛虫は群れから分散し、毒のある毛がもっとも発達するので、危険度が増すそうです。
土地の調査や草刈、境界の確認など、草むらに行く事が多い私たち。ドクガはイタドリなどを好んで食べるそうです。
おおっ!何度イタドリの下をくぐって境界石の確認に行ったことか。知らないっていうのは・・・幸せなような・・・。
これからは暑くても完全防備で行かねば。土地の所有者のみなさま、どうか、ドクガの被害に遭わないためにも、管理をよろしくお願いします。
専務とおじょーさんはどうも虫に好まれる体質のようで・・・ドクガのほかにもたくさん気を付けたほうが良さそうですけどね。