インドネシアのおみやげにいただいていたコーヒー「コピ・ルアク」を飲んでみました。

コピ・ルアクは、「ジャコウネコ」が熟したコーヒーの果実を食べ、未消化で糞として排出された豆を洗浄して乾燥、焙煎したコーヒー豆です。

そう聞くと「いくら洗浄したといっても、う◎こと一緒になったコーヒー豆なんて・・・。」と思うかもしれませんが・・・。

ジャコウネコはコーヒーの果実を口に入れると、かりかりかじって外側の赤い皮だけを吐き出し、その内側のとても薄い果実部分をしゃぶって(この果肉部分は人間が舐めてもとても甘くておいしいそうです)残った豆の部分を飲み込んでしまいます。飲み込んだ豆はパーチメントと呼ばれる種皮にくるまれていて、これはジャコウネコの胃では消化されずそのまま出てきます。これを洗浄、パーチメントを脱穀してコーヒー豆の状態になります。なので豆の部分にはう◎こは触れてはいないとのこと。

それでも、う◎こから取り出したことには変わりないので、そんなもの飲みたくないと思われるかもしれませんが、胃液と消化酵素による発酵で独特の風味が加わって美味しくなるらしいです。

生産量が少なく、世界で最も高価なコーヒーとして知られており、映画『最高の人生の見つけ方』で、ジャック・ニコルソン演じる余命数ヶ月と宣告を受けた大富豪の実業家が愛飲していた最高級コーヒーがそれです。

通販でも買えますが結構お高いみたいです。

でもお土産物だし他の豆と混ぜたものも出回っていると聞くので(いただき物にこんなことを言って申し訳ないですが)あまり期待をせずにいただきました。

味は・・・・

ペーパーフィルターで普通に淹れて飲むと・・ちょっと味が薄い？？

濃い目に淹れるべき？と思って調べると、現地ではカップに直接粉を入れお湯を注ぎ粉が完全に沈殿するのを待ち、上澄みを飲むとのこと。

確かに、ふつう買い求めるものより挽きが細かいような気がします。

あっ・・パッケージにもちゃんと淹れ方が書いてあったよ・・英語で。

で、直接お湯を注いでもう一杯・・

お、おいしいです・・・が、それほど特別かというと・・・・(＾̠＾；)

猫に小判ですかね？

お店で飲むと一杯￥1,000以上、ホテルなどでは￥5,000以上という所もあるみたいです。札幌市内でもコーヒー専門店などで出しているところがあります。

興味のある方はお試しあれ。

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さとちんでした。